大年寺山〜八木山のテレビ塔   太白区

市街地南西部の大年寺山には伊達家の菩提寺、大年寺があったが明治以降、廃寺になり現在は山門と石段、伊達家の墓所が残るのみになっている。
その大年寺山が、街中に近くて市内全体が見渡せるために、放送局の電波送信所の適地として注目され、戦後次々とテレビ塔が建てられた。
標高100mほどの山頂に、高さ100m〜150mのテレビ塔が4本立っていて、東からミヤギテレビ、NHK・東北放送・東日本放送共同、仙台放送、
少し離れて東北放送と並んでいる。一般人が入れるような展望台などはないが、夜はそれぞれ綺麗にライトアップされる。
ミヤギテレビのライトアップは天気予報代わりになり、晴れ=白、曇り=オレンジ、雨=緑、と色が変わる。
NHK、東北放送、東日本放送共同アンテナは、地上波デジタル対応のため2001年に建設された一番新しいテレビ塔。
仙台放送のテレビ塔の下には仙台放送本社があったが、現在は上杉の新社屋に移転した。
八木山の東北放送もテレビ塔の下に本社がある。ライトアップは時間ごとに3色に変わり、トリシャインと名付けられている。
 
ミヤギテレビ 138m NHK・東北放送・東日本放送共同 150m 仙台放送 125m 東北放送 100m
高層ビル越しに見える、ライトアップされた大年寺山のテレビ塔
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